化粧品(医薬部外品)に使われるBGに関する成分情報を解説。
BGは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、BGの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
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BGの成分概要
安全性 EWGスコア | |
表示名称 | BG |
医薬部外品名称 | 1,3-ブチレングリコール |
INCI名称 英文名称 | Butylene Glycol |
中文名称 | 丁二醇 |
韓国語 | 부틸렌글라이콜 |
配合目的 | 保湿剤 など |
CAS 登録番号 | 107-88-0 6290-03-5 |
定義 | 本品は、次の化学式で表される二価アルコールである。 C4H10O2 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。(ここをクリック)
BGの解説
多価アルコールに分類される成分で、やや粘性のある透明液体。
アセトアルデヒドから合成されるものがほとんどですが、植物(サトウキビなど)を出発原料として合成されるものもあります。
グリセリンと同様に水分を保持する保湿剤としての働きに加え、菌が育ちにくい環境をつくるはたらき(静菌性)にも優れていることから、少ない防腐剤で品質を保つためにも配合されています。
安全性について
EWGスコアはグリーンで、安全性は高い成分と言えるでしょう。
化粧品での使用実績が50年以上あり、アレルギーなどの大きな報告はされておりません。
また、国内外問わず配合量上限などの規制はありません。
近年、SDGsなどの関係で植物由来のBGの使用が増えてきています。
しかしながら、不純物に伴うにおいの問題などもあり、依然として合成品が多く使われているのが現状です。
BGが使われている化粧品一覧
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