化粧品(医薬部外品)に使われるナツシロギクエキスに関する成分を解説。
ナツシロギクエキスは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、ナツシロギクエキスの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
ナツシロギクエキスの成分概要
安全性 EWGスコア | |
表示名称 | ナツシロギクエキス |
医薬部外品名称 | ナツシロギクエキス |
INCI名称 英文名称 | Chrysanthemum Parthenium (Feverfew) Extract |
中文名称 | 小白菊(CHRYSANTHEMUM PARTHENIUM)提取物 |
韓国語 (ハングル) | 피버퓨추출물 |
配合目的 | 保湿剤 など |
効果 | シミ |
CAS 登録番号 | 89997-65-9 |
定義 | 本品は、ナツシロギク Chrysanthemum parthenium のエキスである。 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。(ここをクリック)
ナツシロギクエキスの解説
ナツシロギクは南東ヨーロッパを原産とするキク科ヨモギ属の多年草であり、このエキスには抗炎症作用や抗酸化作用があることが知られています。
近年、株式会社コーセーによってメラニン生成抑制機能があることが見出されました。(引用:シミ形成には細胞分裂の方向が関与していることを KOSE)
肌のシミ部位では、健常部位に比べて横方向の細胞分裂が過剰に生じており、メラニンを含んだ未分化な表皮細胞の重層化が起きています。
「ナツシロギクエキス」には、この未分化な状態を改善する分化促進効果やメラニン産生抑制効果があり、シミに対してアプローチできる可能性があります。
安全性について
EWG安全性スコアはグリーン。
化粧品に約20年の使用実績があり、アレルギーなどの大きな報告はされておりません。
また、国内外問わず配合規制はありませんが、中国市場における最大配合量は1%(化粧水などのリーブオン製品)となっています。
ナツシロギクエキスが使われている化粧品一覧
ホワイトロジスト ネオジェネシス ブライトニング コンセントレイト(コスメデコルテ)
発売予定日 | 2023年1月16日 |
値段 | 16,500円(40ml) 15,950円(40ml、付けかえ用) |
分類 | 医薬部外品 |