化粧品(医薬部外品)に使われるセラミドAGに関する成分を解説。
セラミドAGは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、セラミドAGの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
セラミドAGの成分概要
安全性 EWGスコア | |
表示名称 | セラミドAG |
旧表示名称 | セラミド5 |
医薬部外品名称 | – |
INCI名称 英文名称 | Ceramide AG |
中文名称 | – |
韓国語 (ハングル) | 세라마이드에이지 |
配合目的 | 保湿剤 など |
効果 | シワ 乾燥肌 敏感肌 |
CAS 登録番号 | – |
定義 | 本品は、α-ヒドロキシ飽和脂肪酸又はα-ヒドロキシ不飽和脂肪酸に結合したD-エリトロ形のスフィンガニン(*)からなるN-アシル化スフィンゴリピドである。 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。(ここをクリック)
セラミドAGの解説
セラミドAGは、健康な肌のためを保つために必須の成分「セラミド」の一種です。
元々はセラミド5という表示名称でした。
セラミドAGは、皮膚の上層に自然に存在する多くの種類のセラミドの1つです。
それらは、角層細胞間のすき間を満たして潤いを保ち、外部刺激から肌を守る、肌のバリア機能の主役となっています。
セラミド5について
旧表示名称のセラミド5は、「セラミドAG」と「セラミドAS」の2つが存在します。
旧表示名称が取られた際はセラミドが7種類しか同定されておらず「セラミド + 数字」という命名法が用いられたためです。
現在はセラミドの命名法が見直され、このような現象が生じています。
安全性について
EWG安全性スコアはグリーン。
ヒト型セラミドは、ヒトの皮膚や毛髪に存在するセラミドと同一の化学構造を有しています。
また、化粧品に使用される配合範囲内において皮膚刺激性や皮膚感作性はほとんどなく、安全性には問題のない成分であると考えられます。(参考文献:Safety Assessment of Ceramides as Used in Cosmetics)
セラミドAGが使われている化粧品一覧
セラミド化粧水(Aoyama・Labo)
セラミドAGを含んだ化粧品原料
- TIC-006(高砂香料)
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