化粧品（医薬部外品）に使われるセラミドＥＯＳに関する成分を解説。
セラミドＥＯＳは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、セラミドＥＯＳの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
セラミドＥＯＳの成分概要
| 安全性 EWGスコア |  |
| 表示名称 | セラミドＥＯＳ |
| 旧表示名称 | – |
| 医薬部外品名称 | – |
| INCI名称 英文名称 | Ceramide EOS |
| 中文名称 | 神经酰胺 EOS |
| 韓国語 （ハングル） | 세라마이드이오에스 |
| 配合目的 | 保湿剤 など |
| 効果 | シワ 乾燥肌 敏感肌 |
| CAS 登録番号 | – |
| 定義 | 本品は、エステル化されたω-ヒドロキシ飽和又はω-ヒドロキシ不飽和脂肪酸が結合したD-エリトロ形のスフィンゴシンからなるN-アシル化スフィンゴリピドである。 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
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セラミドＥＯＳの解説
セラミドＥＯＳは、健康な肌のためを保つために必須の成分「セラミド」の一種です。
アシルセラミドと呼ばれており、長さが極端に長い脂肪酸を持っています。
アシルセラミドが極端に欠乏した場合、「魚鱗癬」という皮膚病になることが知られております。
また、アトピー性皮膚炎の患者において、アシルセラミドの割合が少なくなっていることがわかっています。（参考：皮膚バリアの形成に重要な脂質の産生機構を解明―皮膚バリア関連疾患の治療薬の開発に期待―）
安全性について
EWG安全性スコアはグリーン。
ヒト型セラミドは、ヒトの皮膚や毛髪に存在するセラミドと同一の化学構造を有しています。
また、化粧品に使用される配合範囲内において皮膚刺激性や皮膚感作性はほとんどなく、安全性には問題のない成分であると考えられます。（参考文献：Safety Assessment of Ceramides as Used in Cosmetics）
セラミドＥＯＳが使われている化粧品一覧
セラミドローション（濃厚本舗）
セラミドＥＯＰを含んだ化粧品原料
- SKINMIMICS（Evonik Operations GmbH）