化粧品(医薬部外品)に使われるエチルヘキシルグリセリンに関する成分を解説。
エチルヘキシルグリセリンは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、エチルヘキシルグリセリンの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
エチルヘキシルグリセリンの成分概要
安全性 EWGスコア | |
表示名称 | エチルヘキシルグリセリン |
医薬部外品名称 | グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル |
INCI名称 英文名称 | Ethylhexylglycerin |
中文名称 | 乙基己基甘油 |
韓国語 | 에틸헥실글리세린 |
配合目的 | 保湿剤 など |
CAS 登録番号 | 70445-33-9 |
定義 | 本品は、グリセリン(*)と2-エチルヘキシルアルコールのエーテルであり、次の化学式で表される化合物である。 C11H24O3 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。(ここをクリック)
エチルヘキシルグリセリンの解説
静菌性が非常に強く、保湿のためというよりも製品の防腐効果を高めるために配合することが多い成分です。
少量で効果を発揮することができるため、1%以上配合されることはほとんどありません。
安全性について
EWGスコアはグリーンで、化粧品に20年以上の使用実績があるため、安全性が高い成分と言えるでしょう。
医薬部外品(薬用化粧品)への配合において配合上限があり、配合範囲は以下の通りです。
種類 | 配合量 |
---|---|
薬用石けん・シャンプー・リンス等、除毛剤 | 上限なし |
育毛剤 | 上限なし |
その他の薬用化粧品、腋臭防止剤、忌避剤 | 上限なし |
薬用口唇類 | 1% |
薬用歯みがき類 | 配合不可 |
浴用剤 | 配合不可 |
海外では配合規制はありません。
エチルヘキシルグリセリンが使われている化粧品一覧
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