化粧品(医薬部外品)に使われるシロキクラゲ多糖体に関する成分を解説。
シロキクラゲ多糖体は多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、シロキクラゲ多糖体の表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
シロキクラゲ多糖体の成分概要
安全性 EWGスコア | |
表示名称 | シロキクラゲ多糖体 |
医薬部外品名称 | シロキクラゲ多糖体 |
INCI名称 英文名称 | Tremella Fuciformis Polysaccharide |
中文名称 | 银耳(TREMELLA FUCIFORMIS)多糖 |
韓国語 (ハングル) | 흰목이버섯폴리사카라이드 |
配合目的 | 保湿剤 など |
CAS 登録番号 | 778577-37-0 |
定義 | 本品は、シロキクラゲ Tremella fuciformis から得られる多糖体である。 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。(ここをクリック)
シロキクラゲ多糖体の解説
世界三大美女の一人『楊貴妃』が、美容を維持するために使用したと言われるキノコ“シロキクラゲ”から抽出した保湿性の高い多糖体。
シロキクラゲ多糖体は、分子量100万以上の多糖体で、水によく溶け、高い水分保持能を持っています。ヒアルロン酸と同等以上の水分保持能があり、ベタつきのなさやしっとり・すべすべの良好な感触をから、多くの化粧品に使用されています。
安全性について
EWG安全性スコアはグリーン。※厳密には「シロキクラゲエキス Tremella Fuciformis (Mushroom) Extract」のスコア。
化粧品に15年以上の使用実績があり、FRAGRANCE JOURNAL 2005/3月号の「シロキクラゲ多糖体」によると、皮膚刺激性・目刺激性・皮膚感作性(アレルギー)に関して、ほとんどなしとのデータが示されています。
- 皮膚刺激性:ほとんどなし
- 眼刺激性:ほとんどなし
- 皮膚感作性(アレルギー性)
以上のことから、通常の使用では問題ない成分だと言えます。
シロキクラゲ多糖体が使われている化粧品一覧
THREE バランシングネクター ローション(THREE)
VOCE 2023年上半期ベストコスメ 化粧水部門 第5位
ミネラルUVアクアセラム(ETOVOS)
WWDBEAUTY 2023上半期ベストコスメ 新商品美容液 EC部門 第1位
2023年上半期MimiTVベストコスメ 日焼け止め 3,000円〜の部門 第1位
MORE【UVケアアワード2023春夏】敏感肌向け部門 第1位
シロキクラゲ多糖体を含んだ化粧品原料
- Tremoist™-SL(トレモイスト エスエル) (日本精化)
- Tremoist™-SLB(トレモイスト エスエルビー) (日本精化)
- Tremoist™-TP(トレモイスト ティーピー)(日本精化)
- 白キクラゲ多糖体-PC (オリザ油化)
- Tremella Macro Colloid (上海輝文生物技術股彬有限公司)
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