化粧品(医薬部外品)に使われるセラミドAPに関する成分を解説。
セラミドAPは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、セラミドAPの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
セラミドAPの成分概要
安全性 EWGスコア | |
表示名称 | セラミドAP |
旧表示名称 | セラミド6Ⅱ |
医薬部外品名称 | ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン (別紙規格のため、使用前例が必要) |
INCI名称 英文名称 | Ceramide AP |
中文名称 | 神经酰胺 AP |
韓国語 (ハングル) | 세라마이드에이피 |
配合目的 | 保湿剤 など |
効果 | シワ 乾燥肌 敏感肌 |
CAS 登録番号 | – |
定義 | 本品は、α-ヒドロキシ飽和脂肪酸又はα-ヒドロキシ不飽和脂肪酸が結合したD-エリトロ形のフィトスフィンゴシン(*)からなるN-アシル化スフィンゴリピドである。 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。(ここをクリック)
セラミドAPの解説
セラミドAPは、健康な肌のためを保つために必須の成分「セラミド」の一種です。
元々はセラミド6Ⅱという表示名称でした。
セラミドAPは、皮膚の上層に自然に存在する多くの種類のセラミドの1つです。
それらは、角層細胞間のすき間を満たして潤いを保ち、外部刺激から肌を守る、肌のバリア機能の主役となっています。
安全性について
EWG安全性スコアはグリーン。
ヒト型セラミドは、ヒトの皮膚や毛髪に存在するセラミドと同一の化学構造を有しています。
また、化粧品に使用される配合範囲内において皮膚刺激性や皮膚感作性はほとんどなく、安全性には問題のない成分であると考えられます。(参考文献:Safety Assessment of Ceramides as Used in Cosmetics)
セラミドAPが使われている化粧品一覧
ケアセラ APフェイス&ボディクリーム(ロート製薬)
ポチップ
ケアセラ APフェイス&ボディ乳液(ロート製薬)
ポチップ
セラミドAPを含んだ化粧品原料
- Biomide 6 (Koda Corporation)
- Ceramide VI (Evonik Nutrition & Care GmbH)
- CytoMide VI (Whisper International Ltd.)
- DS-Ceramide VI (Doosan Corporation)
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