セラミドＡＳとは｜化粧品の成分情報解説

化粧品（医薬部外品）に使われるセラミドＡＳに関する成分を解説。

セラミドＡＳは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。

このページでは、セラミドＡＳの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。

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セラミドＡＧの成分概要

※EWGスコア

アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。（ここをクリック）

セラミドＡＳは、健康な肌のためを保つために必須の成分「セラミド」の一種です。

元々はセラミド４（セラミド５）という表示名称でした。

セラミドＡＳは、皮膚の上層に自然に存在する多くの種類のセラミドの1つです。

それらは、角層細胞間のすき間を満たして潤いを保ち、外部刺激から肌を守る、肌のバリア機能の主役となっています。

旧表示名称のセラミド５は、改正表示名称である「セラミドAS」と「セラミドAG」の2つが該当します。

旧表示名称が取られた際はセラミドが7種類しか同定されておらず「セラミド + 数字」という命名法が用いられておりました。

現在はセラミドの命名法が見直され、このような現象が生じています。

また、セラミド４にも該当していたという現象が起きています。

EWG安全性スコアはグリーン。

ヒト型セラミドは、ヒトの皮膚や毛髪に存在するセラミドと同一の化学構造を有しています。

また、化粧品に使用される配合範囲内において皮膚刺激性や皮膚感作性はほとんどなく、安全性には問題のない成分であると考えられます。（参考文献：Safety Assessment of Ceramides as Used in Cosmetics）

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安全性 EWGスコア
表示名称	セラミドＡＳ
旧表示名称	セラミド４セラミド５
医薬部外品名称	–
INCI名称英文名称	Ceramide AS
中文名称	神经酰胺 AS
韓国語（ハングル）	세라마이드에이에스
配合目的	保湿剤　など
効果	シワ乾燥肌敏感肌
CAS 登録番号	–
定義	本品は、α-ヒドロキシ飽和脂肪酸又はα-ヒドロキシ不飽和脂肪酸に結合したD-エリトロ形のスフィンゴシンからなるN-アシル化スフィンゴリピドである。