化粧品（医薬部外品）に使われるセラミドＮＰに関する成分を解説。
セラミドＮＰは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、セラミドＮＰの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
セラミドＮＰの成分概要
| 安全性 EWGスコア |  |
| 表示名称 | セラミドＮＰ |
| 旧表示名称 | セラミド３ |
| 医薬部外品名称 | Ｎ－ステアロイルフィトスフィンゴシン |
| INCI名称 英文名称 | Ceramide NP |
| 中文名称 | 神经酰胺 NP |
| 韓国語 （ハングル） | 세라마이드엔피 |
| 配合目的 | 保湿剤 など |
| 効果 | シワ 乾燥肌 敏感肌 |
| CAS 登録番号 | 34354-88-6 100403-19-8 |
| 定義 | 本品は、飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸が結合したD－エリトロ形のフィトスフィンゴシン（＊）からなるＮ－アシル化スフィンゴリピドである。 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。（ここをクリック）
セラミドＮＰの解説
セラミドＮＰは、健康な肌のためを保つために必須の成分「セラミド」の一種です。
元々はセラミド３という表示名称でしたが、表示名称が改正されてセラミドＮＰとなりました。
安全性について
EWG安全性スコアはグリーン。
ヒト型セラミドは、ヒトの皮膚や毛髪に存在するセラミドと同一の化学構造を有しています。
また、化粧品に使用される配合範囲内において皮膚刺激性や皮膚感作性はほとんどなく、安全性には問題のない成分であると考えられます。（参考文献：Safety Assessment of Ceramides as Used in Cosmetics）
加えて、20年以上の使用実績があり、通常の使用では問題ない成分だと言えます。
セラミドＮＰが使われている化粧品一覧
IGNIS モイスチュアライジング エフフォーリア ミルク（アルビオン）
ポチップセラミドＮＰを含んだ化粧品原料
- Ceramide III（エボニック ジャパン）
- Ceramide IIIB（エボニック ジャパン）
- Composite-C3（日本精化）
- Composite-C4（日本精化）
- Phytocompo-C (フィトコンポ C)（日本精化）
- Phytopresome Cera-V (フィトプレソーム セラ V)（日本精化）
- SK-INFLUX V MB（エボニック ジャパン）
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