化粧品(医薬部外品)に使われるDPGに関する成分を解説。
DPGは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、DPGの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
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DPGの成分概要
安全性 EWGスコア | |
表示名称 | DPG |
医薬部外品名称 | ジプロピレングリコール |
INCI名称 英文名称 | Dipropylene Glycol |
中文名称 | 双丙甘醇 |
韓国語 | 다이프로필렌글라이콜 |
配合目的 | 保湿剤 など |
CAS 登録番号 | 110-98-5 25265-71-8 |
定義 | 本品は、次の化学式で表される二価アルコールである。 C6H14O3 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。(ここをクリック)
DPGの解説
多価アルコールに分類される成分で、無色透明なやや粘性のある液体。
グリセリンやBGなどと同様に保湿成分として利用されています。
また、BGと同様に菌が育ちにくい環境をつくるはたらき(静菌性)にも優れていることから、少ない防腐剤で品質を保つためにも配合されています。
静菌作用はBG>DPGとなっています。
安全性について
EWGスコアはグリーンで、安全性は高い成分と言えるでしょう。
化粧品に40年以上の使用実績があり、アレルギーなどの大きな報告はされておりません。
また、国内外問わず配合量上限などの規制はありません。