化粧品(医薬部外品)に使われるペンチレングリコールに関する成分を解説。
ペンチレングリコールは多くの化粧品や医薬部外品に配合されています。
このページでは、ペンチレングリコールの表示名称や安全性、配合目的、効能・効果などを解説していきます。
ペンチレングリコールの成分概要
安全性 EWGスコア | |
表示名称 | ペンチレングリコール |
医薬部外品名称 | 1,2-ペンタンジオール |
INCI名称 英文名称 | Pentylene Glycol |
中文名称 | 1,2-戊二醇 |
韓国語 | 펜틸렌글라이콜 |
配合目的 | 保湿剤 など |
CAS 登録番号 | 5343-92-0 |
定義 | 本品は、次の化学式で表される二価アルコールである。 C5H12O2 |
アメリカの非営利環境団体による安全性スコアのこと。
詳しくは、右の青いリンクから確認してください。(ここをクリック)
ペンチレングリコールの解説
グリセリンやDPGなどと同じ保湿剤。
保湿効果以外に、強い静菌作用があるため、様々な化粧品に使用されています。
静菌作用のイメージは下記の通り。
1,2-ヘキサンジオール>ペンチレングリコール>>BG>PG≧DPG
安全性について
EWGスコアはグリーンで、安全性は高い成分と言えるでしょう。
化粧品に20年以上の使用実績があり、アレルギーなどの大きな報告はされておりません。
また、国内外問わず配合量上限などの規制はありません。
しかしながら、BGなどに比べると刺激の強い成分であり、配合量が多くなるほど目刺激性などが出る可能性があるので注意が必要です。
近年、防腐剤フリー化粧品が増えており、ペンチレングリコールが高配合されている製品も増えてきているので、特に注意が必要です。
ペンチレングリコールが使われている化粧品一覧
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